人を集めるまちづくり

13日 パサージュ・マネジメント・オフィス代表 加藤 博氏 講演会を開催しました。
人を集めるまちづくり

1.まちづくりの元気なリーダーは、みんなカラ元気ですよ。(笑)
 まちをよくして当たり前、失敗したら打たれて足引っ張られる。
 強い覚悟もって、精神力強くないとダメです。

2.人が集めるまちづくりをするには
・そこに住んでいる住民は、地域の良さを知らなさすぎます。
 →利便性を追求しすぎたここ40~50年のつけです。誰が悪いわけでもなく、皆がそうしました。
 →住民が自分のまちの宝物を見つけ、自慢する市民サポーターを沢山作る。外来者をもてなす市民体制づくりをして、リピーターをつくる。これが、通年で人を集める工夫です。
 →青森には、青森あさぐと言う市民ボランティアがあります。
・宿泊させて、はじめてまちは潤うのです。ねぶたの客は、日帰りで大半が帰ってしまうけどね。(笑)

3.中心市街地活性化計画について一言・中心市街地活性化は計画作って終わりの所たくさんあります。
 →活性化協議会が修正と見直し絶えずかけて、PDCAを繰り返す。そんなところに国は支援します。
 →市、商工会議所、商人が密に組み合わさってはじめて成功するもの。
  そのどこが欠けてもダメです。やる気を起こさせるのは、商人です。

4.まちづくりの和を作るには
・やる気のある人が3人いれば何でも出来ます。
・商人は議論の掘り下げが苦手です。
 →なぜか。リスクを背負うからです。商人は特に時間リスクと財政リスクを嫌いますね。
→しかし、覚悟を持って議論の和を掘り下げることをし続けることです。
 →青森市にはまちづくりあきんど隊があります。商人中心に行政等も入り、朝会議を続けてます。

Q&A
Q.「市民が地域を知らない」と話していたが、商人が市民とそれを話すと商売のためと言われる。
A.それでも市民と話し続けることです。議論を深めることです。
Q.「一店逸品運動」の「逸品」とは
A.説明しないと分からないのが逸品です。そこにコミュニケーションが生まれるんです。

【加藤様からのアドバイス】・何をするにもしっかりした事務局を置かないと失敗します。
・商店街は、交流の場、コミュニティの場なんです。
・商店にはマニュアルが無いから良いのです。商人はマニュアル対応でない人の暖かさがあるんです。
・今日聞いたことや研修は必ず周りの皆さんに報告してください。そして、皆さんと議論してください。




2009年03月15日 Posted byまざっせ at 16:42 │Comments(0)

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